神社 The Pantheon神社 The Pantheon
宇佐神宮

宇佐神宮

うさじんぐう・大分県宇佐市

写真: そらみみ / CC BY-SA 4.0

写真

由緒

宇佐神宮は、全国に4万社以上あるといわれる八幡宮・八幡神社の総本宮です。応神天皇の御神霊とされる八幡大神をお祀りしており、神亀2年(725年)に現在の地に社殿が造営されたのが始まりと伝えられています。京都の石清水八幡宮、鎌倉の鶴岡八幡宮とあわせて「日本三大八幡宮」のひとつに数えられ、古くから朝廷や武家からも篤い崇敬を受けてきました。

八幡大神は、武運の神様として弓矢を扱う武士たちから篤く信仰され、後に厄除けや必勝祈願の神様としても広く親しまれるようになりました。

奈良時代には、東大寺の大仏建立にあたり金や銅の確保に協力したとされることから朝廷の崇敬をさらに集め、天平勝宝元年(749年)には八幡大神が上京して大仏に礼を捧げたと伝えられています。天平神護元年(765年)には、宇佐八幡宮が下した神託をめぐり、僧・道鏡を皇位に就けようとする動きに対し、勅使として派遣された和気清麻呂が「皇位は皇族の血筋に限る」との神託を持ち帰り、これを阻止したという「宇佐八幡宮神託事件」の舞台としても知られています。

見どころ

本殿は、「八幡造(はちまんづくり)」と呼ばれる、この神社を起源とする独特の建築様式で建てられており、国宝に指定されています。境内を流れる寄藻川(よりもがわ)に架かる呉橋(くれはし)は、屋根付きの珍しい橋で、宇佐神宮の象徴的な景観のひとつです。

参拝のポイント

宇佐神宮の参拝作法は、出雲大社と同じく「二礼四拍手一礼」で行うのが特徴です。広大な境内には上宮・下宮の2つの参拝エリアがあり、古くからの習わしとして両方をお参りする「両参り」がすすめられています。

年中行事・お祭り

  • 御神幸祭(夏越祭り):毎年7月31日〜8月2日、三柱のご祭神が神輿にて上宮本殿から境内の頓宮へ渡御する、宇佐神宮で最も壮麗とされる祭典です。
  • 仲秋祭(放生会):毎年10月に行われる祭典。かつての隼人の乱平定後、失われた命を鎮めるために行われるようになったと伝わります。

周辺のグルメ・観光

境内には大きな社叢(しゃそう)が広がり、四季を通じて豊かな自然を感じられます。参道周辺には、大分名物のとり天や、宇佐特産のからあげを味わえる飲食店も点在しています。

  • 八ちゃん堂神宮店:宇佐神宮から徒歩約4分のお好み焼き・鉄板焼き店。
  • 宇佐神宮杜の茶屋かくまさ:宇佐神宮から徒歩約4分のカフェで、参拝の合間の休憩に便利です。
  • 宇佐は唐揚げ専門店発祥の地のひとつともいわれ、参道周辺には宇佐からあげを提供する店が多く見られます。

よくある質問

Q. 参拝作法に特徴はありますか?
A. 出雲大社と同じ「二礼四拍手一礼」で参拝します。
Q. 参拝時間は?
A. 5:30〜21:00ですが、授与所の時間はこれと異なり、季節により変動します。
Q. 御朱印は?
A. 9:00〜16:30頃、初穂料500円です。
Q. 駐車場はありますか?
A. 境内周辺に無料駐車場があります。
Q. アクセス方法は?
A. JR日豊本線「宇佐駅」からバス約10分です。

関連する神社