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秋葉山本宮秋葉神社 下社

秋葉山本宮秋葉神社 下社

あきはさんほんぐうあきはじんじゃ しもしゃ・静岡県浜松市天竜区

写真: Totti / CC BY-SA 4.0

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由緒

秋葉山本宮秋葉神社は、社伝によれば和銅2年(709年)の創建と伝わる古社です。伝承では、秋葉山が鳴動し火が燃え上がったことから、時の元明天皇が「あなたふと 秋葉の山にまし坐せる この日の本の 火防ぎの神」との御製を賜り、社殿を建立したのがはじまりとされます。中世には別当寺・秋葉寺(秋葉大権現)とともに修験道の霊場として栄え、天狗伝説でも知られる三尺坊の信仰を生み出しました。

御祭神は火の神・火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)一柱で、全国に鎮座する秋葉神社の総本宮として、古くから「火防(ひぶせ)の神様」の名で篤く崇敬されています。秋葉山には山麓の下社と、標高866メートルの山頂に鎮座する上社の二社があり、両社を合わせて「秋葉山本宮秋葉神社」と称します。本項で紹介する下社は、参拝の起点となるアクセスしやすい社殿です。

見どころ

下社最大の見どころは、気田川のほとりに佇む拝殿と、その傍らに置かれた日本最大級と伝わる十能(大杓子)と火箸です。火の神を祀るにふさわしいこれらの奉納品は、参拝者の目を引く名物となっています。

下社は上社への入口としての役割も担っており、境内から気田川沿いに東海自然歩道を進めば、標高差約750メートル、4キロメートル以上の山道を経て山頂の上社へと至ります。片道1.5〜2時間ほどの本格的な登拝道ですが、途中の自然や渓谷美も楽しめる、信仰と自然が一体となった参拝路です。11月〜1月の期間には上社行きの臨時バスが運行されることもあります。

参拝のポイント

境内参拝は自由で、社務所・授与所は9:00頃〜16:00頃の対応です。神社向かいに無料駐車場があり、車での参拝に便利ですが、初詣期は混雑し気田川の河原が臨時駐車場として開放されることもあります。上社まで足を延ばす場合は、往復2〜4時間程度の登山になるため、歩きやすい靴と十分な時間の余裕を持って訪れることをおすすめします。

年中行事・お祭り

  • 秋葉の火まつり(12月15日〜16日):秋葉信仰を象徴する例大祭で、御阿禮祭に始まり、16日夜には手筒花火や「火の舞」で火難消除を祈願する「防火祭」が主に上社で執り行われます。
  • 月次祭(毎月1日・15日):日々の御神徳に感謝する月例の神事です。
  • 歳旦祭・初詣(1月1日〜3日):新年最初の参拝として、火防・家内安全を願う参拝者で賑わいます。

周辺のグルメ・観光

  • 道の駅 いっぷく処横川:下社から程近い道の駅で、しいたけ粉末を使った名物のきのこソフトクリームや、地元で採れた新鮮な野菜・乾物を購入できます。
  • 秋葉ダム千本桜:秋葉ダム湖畔に約1,000本の桜が咲き誇る浜松市内有数の桜の名所で、開花期にはライトアップも行われます。
  • 龍山温泉 やすらぎの湯:秋葉ダムから程近い日帰り入浴施設で、山歩きの後に汗を流すのにぴったりの立ち寄り湯です。

よくある質問

Q. 秋葉神社下社の参拝時間は?
A. 境内参拝は自由です。社務所・授与所は9:00頃〜16:00頃の対応です。
Q. 秋葉神社下社の御朱印は?
A. 9:00頃〜16:00頃の受付、初穂料は300円です。
Q. 秋葉神社下社に駐車場はありますか?
A. 神社向かいに無料駐車場があります。初詣期には気田川の河原が臨時駐車場として開放されることもあります。
Q. 秋葉神社はなぜ「火防(ひぶせ)の神様」と呼ばれるのですか?
A. 御祭神・火之迦具土大神は火の神であり、社伝では和銅2年(709年)の創建以来、火災から人々を守る神として崇敬されてきました。全国各地に鎮座する秋葉神社の総本宮(本宮)として、古くから「火防の神様」の名で親しまれています。
Q. 秋葉神社の上社と下社はどう違うのですか?
A. 下社は秋葉山の麓に鎮座し、多くの参拝者がまず訪れる社です。一方、上社は下社から標高差約750メートル、片道4キロメートル以上離れた秋葉山山頂(866メートル)に鎮座し、下社から東海自然歩道を1.5〜2時間ほど歩くか、別ルートの山道を車で向かう必要があります。
Q. 秋葉神社下社へのアクセス方法は?
A. 天竜浜名湖鉄道「西鹿島駅」から遠州鉄道バス秋葉線に乗車し「秋葉神社」下車すぐです(1時間に約2本)。

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