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富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社

ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ・静岡県富士宮市

写真: Ennui / パブリックドメイン

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由緒

富士山本宮浅間大社は、全国に約1,300社あるといわれる浅間神社の総本宮です。ご祭神の木花之佐久夜毘売命は「浅間大神(あさまのおおかみ)」とも呼ばれ、火の中で無事に出産をしたという神話から、火災を鎮め、安産を守る神様として篤く信仰されてきました。

社伝によれば、その昔富士山が大噴火を起こして周辺の人々が離散したため、垂仁天皇3年(紀元前27年)に浅間大神をお祀りして山の神霊を鎮めたことに始まるとされ、約2000年の歴史を持つ神社です。富士山の噴火を鎮めるための祭祀が、そのまま富士山信仰の源流となりました。

富士山と一体の神社

富士山本宮浅間大社は、富士宮市内にある本宮だけでなく、富士山八合目より上の約385万平方メートルもの広大な土地を境内地として所有していることで知られています。富士山頂には「奥宮」が鎮座しており、山頂に立つ登拝者は、実はこの神社の境内を歩いていることになります。平成25年(2013年)には、富士山が「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」としてユネスコ世界文化遺産に登録され、本宮もその構成資産のひとつとなりました。

見どころ

境内に湧き出る「湧玉池(わくたまいけ)」は、富士山の雪解け水が長い年月をかけて地下を通り、こんこんと湧き出す特別天然記念物です。かつて富士登山をする人々は、この池で身を清めてから山へ向かったと伝えられています。桜の名所としても知られ、春には約500本の桜が境内を彩ります。

参拝のポイント

富士山信仰の拠点らしく、境内からは条件が良ければ富士山の雄大な姿を望むこともできます。広い境内を持つため、湧玉池や本殿とあわせてゆっくり散策するのがおすすめです。

周辺情報

富士宮市は「富士宮やきそば」の発祥地としても知られ、参拝後にご当地グルメを楽しむ観光客も多く見られます。富士山世界遺産センターも近隣にあり、富士山信仰の歴史をより深く学ぶことができます。