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太宰府天満宮

太宰府天満宮

だざいふてんまんぐう・福岡県太宰府市

写真: Jakub Hałun / CC BY-SA 4.0

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由緒

太宰府天満宮は、平安時代の学者・政治家である菅原道真公をお祀りする神社です。道真公は右大臣まで昇りつめた優れた学者でしたが、政争に巻き込まれて太宰府に左遷され、延喜3年(903年)にこの地で亡くなりました。その2年後、道真公の墓所の上に社殿が建てられたのが太宰府天満宮の始まりとされています。

学問に秀でていた道真公の人柄から、後に「学問の神様」として信仰されるようになり、現在では全国から受験生や資格試験を控えた参拝者が訪れる、日本を代表する天満宮のひとつです。

太宰府天満宮は、京都の北野天満宮とあわせて全国に約1万2000社あるといわれる天満宮の総本社とされています。現在の御本殿は天正19年(1591年)に再建されたもので、桃山時代の建築様式を伝える貴重な建物として国の重要文化財に指定されています。平安時代には貴族の間で曲水の宴などの文化行事が行われるようになり、道真公が優れた歌人・文人であったことから、学問だけでなく文化・芸術の神としても崇敬を集めるようになりました。

見どころ

本殿前に架かる「太鼓橋」を含む3つの橋は、それぞれ過去・現在・未来を表すとされ、渡ることでお祓いになるといわれています。境内には道真公を慕って一夜で京都から飛んできたという伝説の「飛梅(とびうめ)」をはじめ、約200種6,000本もの梅の木が植えられており、早春には多くの参拝者で賑わいます。

参拝のポイント

受験シーズンには、合格祈願の絵馬やお守りを求める参拝者で境内が大変混み合います。落ち着いて参拝したい場合は、早朝の時間帯がおすすめです。本殿のそばには道真公の使いとされる「牛」の像があり、自分の体の悪い部分と同じ場所を撫でると良くなるという「なで牛」の信仰でも知られています。

年中行事・お祭り

  • 鷽替え神事(1月7日): 木彫りの鷽(うそ)を交換し合い、前年の嘘を「うそ」にして幸運に替えるとされる新春の神事で、太宰府天満宮が発祥とされます。
  • 鬼すべ神事(1月7日): 燻された煙で鬼を追い払う、日本三大火祭りのひとつに数えられる勇壮な神事です。
  • 曲水の宴(3月第1日曜): 平安装束をまとった参加者が、庭園の曲水に浮かぶ盃が流れ着くまでに和歌を詠む、雅な王朝行事です。
  • 例大祭・神幸式大祭(9月): 御神霊を御神輿に遷して氏子区域を巡幸する、太宰府天満宮で最も重要な祭典のひとつです。

周辺のグルメ・観光

  • かさの家: 大正11年創業、太宰府名物「梅ヶ枝餅」の老舗として知られ、参道の鳥居をくぐってすぐの場所にあります。
  • スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店: 建築家・隈研吾氏が設計した、木組みの意匠が印象的な店舗で、表参道の名所のひとつです。
  • 九州国立博物館: 太宰府天満宮に隣接し、アジア諸地域との文化交流の歴史をテーマにした展示を鑑賞できます。

よくある質問

Q. 太宰府天満宮の参拝時間は?
A. 6:00〜19:00を基本に、季節により変動します。
Q. 混雑を避けるにはどうすればいいですか?
A. 受験シーズンは特に混み合うため、早朝の参拝がおすすめです。
Q. 御朱印の受付時間は?
A. 9:00〜17:00頃、初穂料500円です。
Q. アクセス方法は?
A. 西鉄太宰府線「太宰府駅」から徒歩約5分です。
Q. 「なで牛」とは何ですか?
A. 道真公の使いとされる牛の像で、自分の体の悪い部分と同じ場所を撫でると良くなるといわれています。

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