由緒
伏見稲荷大社は、全国に3万社ともいわれる稲荷神社の総本宮です。ご祭神の宇迦之御魂大神は、五穀豊穣をつかさどる神様として、和銅4年(711年)に稲荷山にお祀りされたのが始まりと伝えられています。もとは農業の神様として信仰されていましたが、時代とともに商売繁盛の神様としても篤く信仰されるようになり、現在では全国の企業や商店からも多くの参拝者が訪れます。
千本鳥居
伏見稲荷大社を象徴する光景といえば、朱色の鳥居が隙間なく連なる「千本鳥居」です。これは、願いごとが「通る」「叶う」という語呂合わせから、江戸時代以降に鳥居を奉納する習慣が広まったことに由来します。実際の数は千本をはるかに超え、稲荷山の山頂まで続く参道全体では約1万基もの鳥居が奉納されているといわれています。
参拝のポイント
千本鳥居から先は、稲荷山の山頂(一ノ峰)まで続く本格的な山道になっており、一周するとおよそ2時間ほどかかります。時間に余裕がなければ、途中の「四ツ辻」まででも十分に鳥居のトンネルを堪能できます。歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
周辺情報
参道周辺には、名物の「きつねせんべい」やいなり寿司を扱う飲食店が並びます。稲荷山の狐は稲荷大神の使い(眷属)とされ、境内のあちこちで狐の像を見ることができます。
