由緒
鹽竈神社は、陸奥国(むつのくに)一之宮として、古くから東北地方随一の神社と崇められてきました。ご祭神の塩土老翁神は、人々に製塩の技術を伝えたと伝わる神様で、海上安全や安産の神様として篤い信仰を集めています。創建年代は明らかではありませんが、朝廷からも重んじられ、奥州藤原氏や伊達家など、東北を治めた歴代の権力者からも篤く崇敬されてきました。
現在の社殿は、仙台藩4代藩主・伊達綱村によって造営されたもので、江戸時代の神社建築の様式を今に伝える貴重な建造物として国の重要文化財に指定されています。
見どころ
表参道の「表坂」は202段におよぶ急な石段で、古くからの参道の姿を今に伝えています。境内からは日本三景のひとつ「松島」を望む松島湾を一望でき、東北屈指の眺望スポットとしても知られています。天然記念物に指定されている「鹽竈桜」も見どころのひとつです。
参拝のポイント
表坂は段数が多く傾斜も急なため、体力に自信がない方は、東参道の緩やかな坂道を利用するのがおすすめです。境内は志波彦神社と隣接しており、あわせて参拝する方が多く見られます。
周辺情報
塩竈市は新鮮な海の幸で知られ、参拝後には「塩竈の寿司」を味わいに訪れる観光客も多いスポットです。松島観光の拠点としても便利な立地です。
