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出雲大社

出雲大社

いずもおおやしろ・島根県出雲市

写真: Kuruman / CC BY 2.0

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由緒

出雲大社は「縁結びの神様」として全国的に知られる、日本最古級の神社のひとつです。ご祭神の大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、日本の国土を作り上げた「国づくりの神様」とされ、日本神話では自らが治めていた国を天照大御神に譲り渡す「国譲り」の物語でも知られています。その代わりに、目に見えない世界(幽事・かくりごと)や、人と人、人と物事を結ぶ「縁」を司る神様として篤い信仰を集めるようになりました。これが「縁結びの神様」と呼ばれる由来です。

創建の時期は神話の時代にまでさかのぼるとされ、日本最古級の神社建築様式のひとつ「大社造(たいしゃづくり)」で建てられた御本殿は、高さ約24メートル。現在の社殿は延享元年(1744年)に建て替えられたもので、国宝に指定されています。

神在月(かみありづき)

日本各地では旧暦10月を「神無月(かんなづき)」と呼びますが、出雲地方だけはこの月を「神在月」と呼びます。これは、旧暦10月に全国の八百万の神々が出雲に集まり、人々の縁について話し合う神議り(かみはかり)が行われるという伝承に由来します。この時期、出雲大社では神々をお迎えする「神迎祭」をはじめとする特別な神事が執り行われます。

参拝のポイント

出雲大社の参拝作法は、一般的な神社の「二礼二拍手一礼」とは異なり、「二礼四拍手一礼」で行うのが特徴です。4回の拍手には諸説ありますが、「幸せは4つ(しあわせ)」に通じるという説もよく知られています。初めて訪れる方は少し戸惑うかもしれませんが、境内の案内板にも記載されているので安心してください。

見どころ

拝殿と神楽殿にかけられた大注連縄(おおしめなわ)は、長さ約13メートル、重さ約5.2トンにも及ぶ日本最大級の大きさで、出雲大社を象徴する光景として多くの参拝者に親しまれています。特に神楽殿の大注連縄は写真映えするスポットとしても人気です。境内西側の「稲佐の浜(いなさのはま)」は、神在月に全国の神々が上陸するとされる浜辺で、出雲大社とあわせて訪れる参拝者も多く見られます。

周辺情報

参道沿いには出雲そばの名店が並び、割子そばや釜揚げそばなど、参拝後の食事も楽しみのひとつです。門前町には土産物店やカフェも多く、ゆっくり散策するのもおすすめです。