由緒
上賀茂神社は、正式名称を賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といい、京都でもっとも古い神社のひとつです。ご祭神の賀茂別雷大神は雷(いかづち)の神様であり、厄除け・雷除け・方除けの神様として信仰されています。平安京遷都以前からこの地に鎮座し、賀茂氏の氏神として篤く崇敬されてきました。平成6年(1994年)には「古都京都の文化財」としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
延暦13年(794年)の平安京遷都以降は、皇城鎮護の神として桓武天皇の行幸を受けるなど朝廷から篤く崇敬され、山城国一之宮に位置づけられました。長元9年(1036年)には後一条天皇の勅により、社殿を21年ごとに造り替える式年遷宮の制が定められ、現在にいたるまでその精神が受け継がれています。下鴨神社とともに賀茂氏の氏神を祀ることから、両社をあわせて「賀茂社」と呼ばれています。
見どころ
楼門前に広がる「立砂(たてずな)」は、ご祭神が降臨したとされる神山(こうやま)をかたどった円錐形の盛り砂で、上賀茂神社を象徴する光景です。国宝の本殿・権殿をはじめ、社殿の多くが重要文化財に指定されています。
参拝のポイント
境内を流れる「ならの小川」のせせらぎが心地よく、夏には涼を求める参拝者も多く訪れます。5月に行われる「賀茂競馬(かもくらべうま)」など、古式ゆかしい神事も見どころのひとつです。
年中行事・お祭り
- 賀茂競馬足汰式(あしぞろえしき)(5月1日)― 5日の本番に先立ち、出走馬の速さを見て組み合わせを決める儀式です。
- 賀茂競馬(かもくらべうま)(5月5日)― 左方・右方に分かれた馬が競う、平安時代から続く古式競馬の神事です。
- 葵祭(賀茂祭)(5月15日)― 京都御所を出発した行列が下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かう、京都三大祭のひとつ。当社にとって年間最重要の祭儀です。
- 式年遷宮(21年ごと)― 長元9年(1036年)に始まった、社殿を定期的に造り替える伝統行事です。
周辺のグルメ・観光
下鴨神社とあわせて「賀茂社」と呼ばれ、両社を巡る参拝者も多くいます。門前には葵祭にちなんだ和菓子店も並びます。
よくある質問
- Q. 参拝時間は?
- A. 5:30〜17:00(特別参拝は10:00〜16:00)です。
- Q. 御朱印は?
- A. 9:00〜16:30頃、初穂料500円です。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 周辺に有料駐車場があります。
- Q. 下鴨神社との違いは?
- A. 上賀茂神社と下鴨神社はあわせて「賀茂社」と呼ばれ、どちらも賀茂氏の氏神を祀る神社です。両社を巡る参拝者も多くいます。
- Q. アクセス方法は?
- A. 市バス「上賀茂神社前」下車すぐです。



