由緒
八坂神社は、全国に約2,300社ある祇園信仰の神社の総本社です。素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神をお祀りしており、「祇園さん」の愛称で京都の人々に親しまれています。平安京遷都(794年)以前から鎮座する古社で、疫病退散を祈願したことに始まる祭礼「祇園祭」でも広く知られています。
貞観5年(863年)に疫病が流行した際、疫神や死者の怨霊を鎮めるため神泉苑で御霊会が行われ、その後も疫病が流行するたびに、当社の祭神とされた牛頭天王を祀って無病息災が祈願されるようになりました。これが祇園祭の起源とされています。牛頭天王は祇園精舎の守護神とされるインド由来の神格ですが、日本古来の神である素戔嗚尊と神仏習合により同一視されるようになり、当社も長く「祇園社」「祇園感神院」と呼ばれてきました。明治時代の神仏分離令により、社名は「祇園社」から現在の「八坂神社」に改められ、祭神も牛頭天王から素戔嗚尊へと公式に改められました。
見どころ
境内は祇園・東山エリアの中心に位置し、朱塗りの西楼門をはじめとする鮮やかな社殿が美しい景観を作り出しています。7月に1か月にわたって行われる「祇園祭」は京都三大祭のひとつであり、山鉾巡行は日本を代表する祭礼として世界的にも知られています。
参拝のポイント
境内は24時間参拝が可能で、夜には提灯に灯りがともり、幻想的な雰囲気に包まれます。円山公園や高台寺、清水寺方面へのアクセスも良く、京都観光の拠点としても便利です。
年中行事・お祭り
- 祇園祭:7月の1か月間にわたって行われる八坂神社の祭礼で、貞観年間以来千百年以上の歴史を持つとされます。7月17日には山鉾巡行にあわせて神輿が氏子区域を巡行します。
- 節分祭:毎年2月2日・3日に境内の舞殿で行われ、豆撒きのほか祇園の四花街による舞踊奉納も行われます。
- をけら詣り:大晦日の深夜、をけら火を吉兆縄に移して持ち帰り、新年を祝う正月の伝統行事です。
周辺のグルメ・観光
祇園の花見小路をはじめ、京都らしい町並みが広がるエリアに位置し、参拝とあわせて食べ歩きや散策を楽しむ観光客で賑わいます。
- 十二段家本店:花見小路から少し入った、築約150年のお茶屋を改装した老舗の京料理店。
- 花見小路沿いには、食べログにも掲載される焼鳥や日本料理の名店が点在し、祇園情緒を感じながら食事を楽しめます。
- 祇園四条駅周辺には、参拝の合間に立ち寄りやすいカフェも点在しています。
よくある質問
- Q. 参拝時間は?
- A. 境内は終日参拝可能ですが、授与所は9:00〜17:00です。
- Q. 御朱印は?
- A. 9:00〜17:00、初穂料500円です。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 周辺に有料駐車場があります。
- Q. 祇園祭とはどんな祭りですか?
- A. 7月の1か月間にわたって行われる八坂神社の祭礼で、千百年以上の歴史を持つとされ、7月17日には山鉾巡行にあわせて神輿が氏子区域を巡行します。
- Q. アクセス方法は?
- A. 市バス「祇園」下車すぐ、または京阪「祇園四条駅」から徒歩約5分です。



