神社 The Pantheon神社 The Pantheon
春日大社

春日大社

かすがたいしゃ・奈良県奈良市

写真: Dariusz Jemielniak / CC BY-SA 3.0

写真

由緒

春日大社は、平城京の守護と国家の繁栄を祈願して、奈良時代の神護景雲2年(768年)に創建された神社です。武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神の4柱をお祀りしています。平安時代以降は藤原氏の氏神として篤く崇敬され、平成10年(1998年)には「古都奈良の文化財」の一部としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。

社伝によれば、左大臣・藤原永手が、鹿島神宮の武甕槌命、香取神宮の経津主命、そして枚岡神社に祀られていた天児屋根命・比売神をあわせて御蓋山(みかさやま)のふもとに四殿の社殿を造営したことが創祀とされています。創建以来、20年に一度、社殿を建て替えたり修復したりする「式年造替(しきねんぞうたい)」が行われてきたことでも知られ、2016年には60回目となる式年造替が完了し、鮮やかな朱塗りの社殿が蘇りました。

見どころ

境内から参道にかけて奉納された、約3,000基もの石灯籠・釣灯籠が並ぶ光景は春日大社を象徴する景色です。節分と8月14・15日の年3回行われる「万灯籠」では、すべての灯籠に火が灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。境内には野生の鹿が多く生息しており、奈良公園と一体になった参拝が楽しめます。

参拝のポイント

世界遺産にも登録された広大な社叢「春日山原始林」に囲まれており、四季を通じて豊かな自然を感じられます。本殿前特別参拝では、通常は入ることのできない場所まで拝観できます。

年中行事・お祭り

  • 節分万燈籠(2月3日)― 境内の約2,000基の石灯籠と約1,000基の釣灯籠すべてに火が灯される幻想的な神事です。
  • 春日祭(3月13日)― 勅使が参向する格式高い勅祭で、賀茂社の葵祭、石清水八幡宮の石清水祭とあわせて「三大勅祭」に数えられます。
  • 中元万燈籠(8月14日・15日)― 節分と同じく約3,000基の灯籠に火が灯される夏の風物詩です。
  • 春日若宮おん祭(12月15日〜18日、本祭は12月17日)― 保延2年(1136年)に始まって以来一度も途切れることなく続く、摂社若宮の例祭。国の重要無形民俗文化財に指定されています。

周辺のグルメ・観光

東大寺・興福寺など奈良を代表する古社寺が徒歩圏内にあり、奈良公園を散策しながらあわせて巡る観光客が多く見られます。

  • 春日大社 カフェ・ショップ 鹿音(かおん)― 境内の国宝殿1階にあるカフェで、本葛入りぜんざいなどの甘味や、にゅうめんセットが味わえます。
  • 浮見堂(うきみどう)― 春日大社の参道から奈良公園内へ少し足を延ばした鷺池に浮かぶ、檜皮葺きの六角堂。水辺の散策スポットとして人気です。
  • 奈良公園― 境内から続く広大な公園で、野生の鹿とふれあいながら散策を楽しめます。

よくある質問

Q. 参拝時間は?
A. 6:00〜18:00(10月〜3月は6:30〜17:00)です。
Q. 御朱印は?
A. 9:00〜16:00、初穂料500円です。
Q. 駐車場はありますか?
A. 周辺に有料駐車場があります。
Q. 万灯籠はいつ見られますか?
A. 節分と8月14・15日の年3回、境内すべての灯籠に火が灯されます。
Q. アクセス方法は?
A. 近鉄「奈良駅」からバス約10分「春日大社本殿」下車すぐ、または徒歩約25分です。

関連する神社