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南宮大社

南宮大社

なんぐうたいしゃ・岐阜県垂井町

写真: Alpsdake / CC BY-SA 4.0

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由緒

南宮大社は、美濃国の一宮として古くから篤い崇敬を集めてきた神社です。社伝によれば、神武天皇の東征に際して金山彦命(かなやまひこのみこと)が金鵄(きんし)を輔けて霊験を顕されたことにより、当時の美濃国府があった不破郡の府中に祀られたのがはじまりとされます。その後、崇神天皇の御代に、国府から南方に位置する現在地・南宮山の山麓へと遷座したことから「南宮」と称されるようになったと伝わります。

主祭神の金山彦命は、全国の金属業・鉱山業・鍛冶業から総本宮として篤く崇敬される鉱山・金属の神で、彦火火出見命・見野命をあわせてお祀りしています。慶長5年(1600年)、社殿は目前で繰り広げられた関ヶ原の合戦によって焼失しましたが、寛永19年(1642年)、春日局の願いを受けた三代将軍・徳川家光によって再建されました。和様と唐様を折衷した独特の「南宮造」と呼ばれる社殿群のうち18棟が国の重要文化財に指定されており、当時の姿を今に伝えています。

見どころ

南宮大社最大の見どころは、朱塗りが鮮やかな楼門をはじめとする「南宮造」の壮麗な社殿群です。境内入口にそびえる大鳥居から楼門、舞殿、拝殿、本殿へと続く景観は、金属の神を祀るにふさわしい重厚な佇まいを見せ、関ヶ原の戦場からほど近い立地とあわせて歴史の重みを感じさせます。

境内には全国の刀工・鋳物師・鍛冶職人から奉納された品々も伝わり、金属産業に携わる人々が今も参拝に訪れる、日本の「鉄」と「炎」の信仰を体感できる神社です。

参拝のポイント

境内参拝は6:00〜17:30まで、御朱印は社務所にて9:00〜17:00の受付、初穂料は300円です。JR垂井駅からは徒歩約20分とやや距離がありますが、境内に無料駐車場が整っているため車での参拝が便利です。5月5日の例大祭や11月8日の金山祭(ふいご祭り)の時期は多くの参拝者で賑わうため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

年中行事・お祭り

  • 例大祭・神幸式(5月5日):3基の神輿が南宮大社から御旅神社へと渡御する神事で、蛇山神事・還幸舞とあわせて「南宮の神事芸能」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。前日5月4日には御田植神事も行われます。
  • 金山祭(ふいご祭り)(11月8日):全国の刀工・鍛冶職人・鋳物師など、鉄と炎を扱う匠たちが仕事を休んで参拝する伝統行事で、金属の神を祀る南宮大社ならではの祭事です。
  • 歳旦祭・初詣(1月1日〜3日):新年最初の祈願として、美濃国一宮に多くの参拝者が訪れます。
  • 月次祭(毎月1日・15日):日々の御神徳に感謝する月例の神事です。

周辺のグルメ・観光

  • 岐阜関ケ原古戦場記念館:南宮大社のすぐ近くで繰り広げられた天下分け目の合戦を学べる記念館。館内のレストラン「伊吹庵」では武将ゆかりのメニューも味わえます。
  • 垂井の泉:「垂井」の地名の由来ともなった、県天然記念物の大ケヤキの根元から湧き出る名水。松尾芭蕉も句を詠んだ、県の名水50選の一つです。
  • みどりや:JR垂井駅前にある老舗の和菓子店で、地元で長く親しまれてきた和菓子や土産を購入できます。

よくある質問

Q. 南宮大社の参拝時間は?
A. 境内参拝は6:00〜17:30です。
Q. 御朱印は何時から?初穂料は?
A. 社務所にて9:00〜17:00の受付、初穂料は300円です(御朱印帳は1,500円)。
Q. 駐車場はありますか?
A. 境内に無料駐車場があります。
Q. 金山祭(ふいご祭り)とは?
A. 11月8日に行われる、全国の刀工・鍛冶職人・鋳物師など鉄と炎を扱う匠たちが仕事を休んで参拝する伝統行事で、鉱山・金属の神を祀る南宮大社ならではの祭事です。
Q. アクセス方法は?
A. JR東海道本線「垂井駅」から徒歩約20分です。名神高速道路「関ヶ原IC」からは車で約15分、養老SAスマートICからも利用できます。

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