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寒川神社

寒川神社

さむかわじんじゃ・神奈川県寒川町

写真: 五虎将軍 / CC BY-SA 4.0

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由緒

寒川神社は神奈川県のほぼ中央、寒川町宮山に鎮座する相模国一之宮です。創建年代は明らかではありませんが、『総国風土記』には雄略天皇の御代(5世紀後半)に幣帛を奉った記録が見え、『類聚国史』には神亀4年(727年)に社殿を建立したという記述が残ることから、1,600年以上前にさかのぼる歴史を持つと伝えられています。平安時代の『延喜式神名帳』では相模国十三座のうち唯一の名神大社に列せられ、古くから関東地方屈指の古社として崇敬を集めてきました。

祭神は寒川比古命・寒川比女命の二柱で、あわせて「寒川大明神」と呼ばれています。相模国を開拓し、人々の衣食住の基盤を築いた神として信仰され、鎌倉時代以降は源頼朝や北条氏、武田信玄、徳川将軍家など、時代を超えて多くの武将からの崇敬を集めてきました。

見どころ

寒川神社は「八方除け」の守護神として全国的に知られています。八方除けとは、地相・家相・方位・日柄・厄年など、あらゆる方角からもたらされる災いを取り除くという、日本で唯一ここに伝わる独自の信仰です。引っ越しや家の新築・増改築、旅行、事業などにあたり、方位に由来する悪事災難を祓う祈願として、全国から参拝者が訪れます。

境内には、皇太子御成婚を記念して建立された総檜造りの神門をはじめ、方位盤をモチーフにしたお守りなど、八方除けの信仰を象徴する見どころが点在します。隣接する神嶽山神苑では四季折々の自然も楽しめ、参拝とあわせて散策するのもおすすめです。

参拝のポイント

広大な境内は参道から本殿まで一直線に伸び、正月三が日には全国屈指ともいわれる初詣の人出で賑わいます。混雑を避けたい場合は松の内が明けてから参拝するのがおすすめです。八方除けの御祈祷は本殿隣の祈祷殿で随時受け付けており、引っ越しや新築にあわせた祈願はもちろん、車のお祓いを受ける参拝者も多く見られます。境内すぐそばの参集殿には食事処があり、参拝の前後に食事や休憩をとることができます。

年中行事・お祭り

  • 元旦祭(1月1日):新年最初の八方除祈願が行われ、初詣の参拝者で境内は大変な賑わいを見せる。
  • 国府祭(5月5日):相模国内の有力6社(寒川神社・川勾神社・比々多神社・前鳥神社・平塚八幡宮・六所神社)が大磯町の神揃山に集う、神奈川県指定無形民俗文化財の祭礼。一之宮である当社と二之宮・川勾神社の間で「座問答」と呼ばれる儀式が演じられる。
  • 浜降祭(7月、海の日前後):茅ヶ崎市の南湖海岸に近隣の神輿が早朝に集結する勇壮な祭りで、寒川神社の神輿も渡御する。
  • 例大祭(9月20日):年間で最も重要な祭礼で、前日19日には勇壮な流鏑馬神事が奉納される。

周辺のグルメ・観光

  • 参集殿 レストランあおば:神社に隣接する参集殿内の食事処で、ラーメンや炒飯といった中華から和洋食まで幅広いメニューを提供。参拝後の休憩にも便利。
  • 鎮守の杜Koyo:第2駐車場入口にある2階建ての施設で、1階は土産物ショップ、2階はカフェレストランになっている。
  • 門前だんご茶屋:神社のすぐそばにある甘味処で、参拝帰りに立ち寄れる団子や甘味が人気。
  • コメダ珈琲店 寒川店:神社から徒歩圏内にある喫茶店で、モーニングやくつろぎの時間に利用しやすい。

よくある質問

Q. 参拝時間は?
A. 参拝は6:00〜日没まで自由に行えます。御祈願(八方除けなど)の受付は8:00〜17:00です。
Q. 御朱印は?
A. 御朱印があり、初穂料は「志納」(お気持ちをお納めする形)です。初詣期間など限定御朱印は別途料金となる場合があります。
Q. 駐車場はありますか?
A. 参拝者用の無料駐車場があり、約400台分のスペースがあります。
Q. アクセス方法は?
A. JR相模線「宮山駅」から徒歩約5分です。車の場合は圏央道「寒川北IC」から約3分です。
Q. 「八方除け」とは何ですか?
A. 地相・家相・方位・日柄・厄年など、あらゆる方角からもたらされる災いを取り除くとされる、寒川神社に古くから伝わる独自の御神徳です。源頼朝や武田信玄など、多くの武将にも信仰されてきました。

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