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浅草神社(三社様)

浅草神社(三社様)

あさくさじんじゃ・東京都台東区

写真: Kakidai / CC BY-SA 3.0

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由緒

浅草神社は、浅草寺の本堂のすぐ東隣に鎮座する神社で、地元では「三社様(さんじゃさま)」と親しまれています。社伝によれば、推古天皇36年(628年)に、宮戸川(現在の隅田川)で漁をしていた檜前浜成・竹成の兄弟の網に一体の像がかかり、土地の知識人であった土師真中知がそれを聖観音像と見きわめて礼拝供養したのが浅草寺の始まりとされます。浅草神社の御祭神は、この三人(土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命)です。

三人は後に子孫によって守護神として祀られ、「三社権現」と称されました。神社としての形は平安時代末から鎌倉時代初期にかけて整ったと伝えられ、江戸時代まで浅草寺と一体で崇敬を集めました。明治元年(1868年)の神仏分離令を受けて「三社明神社」と改め、のちに現在の「浅草神社」の社名となりました。隣の浅草寺が仏教寺院であるのに対し、こちらは神道の神社であり、「神社」と「お寺」が並んで参拝できる浅草ならではの歴史の名残を感じられる場所です。

見どころ

現在の社殿は、江戸時代前期の慶安2年(1649年)頃に三代将軍・徳川家光が寄進したもので、本殿・幣殿・拝殿が国の重要文化財に指定されています。本殿・幣殿・拝殿を連ねた権現造で、朱塗りの柱や、金や極彩色の装飾が施された軒まわりが印象的です。関東大震災や戦火を免れて残り、平成8年(1996年)には彩色が大規模に修復されたと伝えられます。

境内には、被官稲荷神社や浅草富士浅間神社も鎮座しています。参道沿いの狛犬も見どころで、浅草寺の賑わいから少し離れて落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。

参拝のポイント

境内は拝観料なしで自由に参拝できますが、社務所(授与所・御朱印)の受付は平日9:00〜16:00、土日祝9:00〜16:30と早めに閉まるため、午後の遅い時間帯は注意が必要です。御朱印は浅草神社、浅草名所七福神の恵比須、被官稲荷神社の3種があり、いずれも初穂料500円です。新年や三社祭の時期には限定の御朱印も授与されます。浅草寺の御朱印とは別の授与所・別の御朱印なので、両方を巡る場合は注意してください。

一般参拝者向けの駐車場はないため、電車やバスでの参拝がおすすめです。浅草駅(東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武線)から徒歩約7分で、仲見世通りを抜けて浅草寺本堂の右手へ進むと到着します。

年中行事・お祭り

  • 三社祭(5月・第3土曜日を基準に金・土・日の3日間、2026年は5月15日〜17日):浅草神社の例大祭で、東京三大祭の一つに数えられ、3日間で約180万人が訪れる浅草屈指の大祭です。初日は「大行列」と、東京都の無形民俗文化財に指定されている「びんざさら舞」の奉納、2日目は氏子44か町から約100基の町内神輿が練り歩く「町内神輿連合渡御」、最終日は早朝の本社神輿(一之宮・二之宮・三之宮)の宮出しから各町の渡御、夕方の宮入りまでが行われます。
  • 初詣(1月):新年の限定御朱印も授与されます。

周辺のグルメ・観光

  • 浅草寺:浅草神社のすぐ西隣にある、東京で最も古い寺院として知られる仏教寺院。観音像の示現に始まる浅草神社の由来を思いながら、神社とお寺を続けて参拝できます。
  • 仲見世通り:雷門から浅草寺へ続く参道の商店街。人形焼や揚げ饅頭などの食べ歩きやお土産探しが楽しめます。
  • 雷門:浅草寺の入口に立つ大提灯で知られる門で、浅草観光の定番の撮影スポットです。

よくある質問

Q. 参拝時間・拝観料は?
A. 境内は拝観料なしで参拝できます。社務所(授与所)の受付は平日9:00〜16:00、土日祝9:00〜16:30です。
Q. 御朱印は?
A. 社務所の受付時間内(平日9:00〜16:00、土日祝9:00〜16:30)にいただけます。浅草神社・浅草名所七福神 恵比須・被官稲荷神社の3種で、初穂料は各500円です。三社祭などの時期には限定御朱印が授与されることもあります。
Q. 駐車場はありますか?
A. 一般参拝者用の駐車場はありません。限られた駐車スペースは御祈祷・神前結婚式の参列者のみが対象で、受付での許可が必要です。周辺の有料駐車場をご利用ください。
Q. 浅草神社と浅草寺はどう違いますか?
A. 浅草神社は、浅草寺の起源となった観音像を引き上げた檜前浜成・竹成の兄弟と、それを聖観音と見きわめた土師真中知の三人を祀る神社で、浅草寺本堂の東隣にあります。もとは浅草寺と一体の「三社権現」でしたが、明治初めの神仏分離で寺と分かれ、現在の社名になりました。
Q. 三社祭はいつ開催されますか?
A. 5月の第3土曜日を基準に、金・土・日の3日間行われます(2026年は5月15日〜17日)。最終日には本社神輿三基の宮出し・宮入りがあります。

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