由緒
江島神社は、江の島全体を神域とする神社で、宗像三女神(多紀理比賣命・市寸島比賣命・田寸津比賣命)をお祀りする「辺津宮(へつみや)」「中津宮(なかつみや)」「奥津宮(おくつみや)」の3つの宮からなります。「日本三大弁財天」のひとつにも数えられ、古くから海の神様・芸能の神様として信仰を集めてきました。
社伝によれば、欽明天皇13年(552年)に、島の南の洞窟(岩屋)に神様をお祀りしたことが始まりとされます。文武天皇4年(700年)には、修験道の祖とされる役小角(えんのおづぬ)がこの岩屋にこもって修行し、霊験を得たと伝えられています。中世に入ると、養和2年(1182年)に源頼朝が奥州藤原氏討伐の戦勝祈願のために江の島を参拝し、文覚上人に命じて弁財天を勧請したとされ、以後、鎌倉幕府や北条氏など武家からも篤い崇敬を受けました。岩屋には弘法大師(空海)や日蓮も訪れたと伝えられ、古くから信仰と修行の聖地として知られています。
見どころ
江の島の入り口から続く弁天橋を渡り、参道の階段や仲見世を抜けて島の頂上へと3つの宮を巡拝するのが、江島神社ならではの参拝スタイルです。境内から望む相模湾の景色や、晴れた日には富士山を望むこともできる眺望も魅力のひとつです。
参拝のポイント
島内は起伏があるため、歩きやすい靴での参拝がおすすめです。エスカー(有料の屋外エスカレーター)を利用すれば、坂道を避けて楽に参拝することもできます。
年中行事・お祭り
- 初巳例大祭(4月最初の巳の日): 弁財天の縁日である「巳の日」に行われる、江島神社ならではの大祭です。
- 江の島天王祭(7月中旬): 八坂神社例祭として、神輿の海上渡御や対岸の腰越の神輿と海上でぶつかり合う「行合祭」が行われる、湘南の夏を代表する勇壮な祭りです。
- 初亥大祭(10月最初の亥の日): 弁財天信仰にちなむ秋の例祭です。
周辺のグルメ・観光
- しらす問屋 とびっちょ: 生しらす丼や釜揚げしらす丼が名物の人気店で、江の島名物のしらす料理を存分に楽しめます。
- 江の島サムエル・コッキング苑: 明治期の洋風庭園を整備した施設で、温室遺構や四季の花々を楽しめます。
- 江の島シーキャンドル(展望灯台): サムエル・コッキング苑内にある展望灯台で、晴れた日には富士山や相模湾を一望できます。
よくある質問
- Q. 参拝時間は?
- A. 8:30〜17:00です。
- Q. 御朱印は?
- A. 8:30〜17:00、初穂料は3宮それぞれ300円です。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 江の島島内に有料駐車場があります。
- Q. 島内の移動は大変ですか?
- A. 起伏があるため、歩きやすい靴がおすすめです。有料の屋外エスカレーター「エスカー」を使えば坂道を避けられます。
- Q. アクセス方法は?
- A. 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩約15分、江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約20分です。



