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金澤神社

金澤神社

かなざわじんじゃ・石川県金沢市

写真: phosphor / CC BY 3.0

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由緒

金澤神社は寛政6年(1794年)、加賀藩11代藩主・前田治脩(まえだはるなが)が藩校明倫堂を創建した際、その鎮守として境内のかたわらに湧く金城霊沢(きんじょうれいたく)のほとりに、学問の神であり前田家の祖ともいわれる菅原道真公の御分霊を奉斉したことに始まります。金城霊沢は「金沢」という地名そのものの由来となった霊泉で、貧しい若者・芋掘藤五郎(いもほりとうごろう)が山で掘った芋をこの沢で洗ったところ、砂金がざくざくと出てきたという伝説が今に語り継がれ、金運・開運のパワースポットとしても広く知られています。

その後、明倫堂が兼六園の造成にともなって移転すると、神社は歴代藩主の別邸であった竹沢御殿の鎮守社となり、「竹沢天神」と呼ばれるようになりました。廃藩後の明治7年(1874年)、兼六園が一般に開放されたのにあわせて現在の社名「金澤神社」へと改められ、以来、学問の神様として受験生をはじめ多くの参拝者を集めています。境内にはこのほか、金運・厄除けの神である白蛇龍神、商売繁盛の稲荷大明神、交通安全の琴平大神もあわせて祀られ、幅広いご利益を授かれる神社として親しまれています。

見どころ

最大の見どころは、社殿のすぐそばに湧く金城霊沢です。金沢の地名発祥の地として知られるこの霊泉には、今も金運を招く龍神が棲むと伝えられ、澄んだ水をたたえる小さな沢と苔むした岩肌が、静かな信仰の歴史を物語っています。境内で受けられる御朱印には美しい金箔があしらわれ、金沢ならではの授与品として人気を集めています。

社殿の奥には白蛇龍神を祀る社があり、白蛇と龍神をともに祀る全国でも珍しい信仰の形を今に伝えています。兼六園の随身坂口を出てすぐという立地から、庭園散策の締めくくりに立ち寄る参拝者も多く、四季折々の緑に包まれた境内は喧騒を忘れさせてくれる静けさに包まれています。

参拝のポイント

境内はこぢんまりとしており、金城霊沢とあわせて参拝するだけなら15〜20分ほどで見て回れます。神社専用の駐車場はないため、兼六園周辺の有料駐車場か公共交通機関の利用がおすすめです。御朱印は9時から17時まで社務所でいただけ、金箔付きの御朱印は金沢土産としても喜ばれます。兼六園(随身坂口)から徒歩1分という近さのため、庭園観光とあわせて参拝するのが定番のコースです。

年中行事・お祭り

  • 例大祭(春季4月25日・秋季9月25日):一年の主要な祭典で、神恩に感謝し地域と国の安泰を祈願します。
  • 御山まつり(9月中旬):兼六園の造成時に石材を運んだ故事にちなむ祭事で、往時を偲ぶ神事が執り行われます。
  • 白蛇様の日(毎月1日):金運・厄除けの神である白蛇龍神への月次祭です。
  • 稲荷様の日(毎月15日):商売繁盛の神である稲荷大明神への月次祭です。
  • 天神様の日・学業成就祈願祭(毎月25日):菅原道真公への月次祭にあわせ、学業成就を願う祈願祭が行われます。

周辺のグルメ・観光

  • 兼六園:金澤神社の随身坂口からすぐの日本三名園の一つで、四季折々の景観を誇る池泉回遊式庭園です。参拝とあわせて散策する観光客が多く訪れます。
  • 石川県立美術館:兼六園に隣接する美術館で、石川県ゆかりの美術品や工芸品を鑑賞できます。金澤神社から徒歩数分の距離です。
  • 近江町市場:「金沢の台所」と呼ばれる歴史ある市場で、新鮮な海の幸を使った海鮮丼や食べ歩きグルメが楽しめます。金澤神社から車で10分ほどの距離です。

よくある質問

Q. 参拝時間は?
A. 境内参拝は自由ですが、社務所・御朱印受付は9:00〜17:00です。
Q. 御朱印は?
A. 9:00〜17:00、初穂料500円(金箔付き)です。
Q. 駐車場はありますか?
A. 神社専用の駐車場はありません。兼六園周辺の有料駐車場をご利用ください。
Q. 兼六園から近いですか?
A. はい。兼六園の随身坂口を出てすぐで、徒歩1分ほどです。
Q. アクセス方法は?
A. 北陸鉄道バス「広坂・21世紀美術館」下車徒歩約3分です。

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