由緒
神田神社は、社伝によれば天平2年(730年)、出雲氏族の真神田臣(まかんだおみ)が武蔵国豊嶋郡芝崎村(現在の千代田区大手町・将門塚周辺)に創建したのが始まりと伝えられる、実に1300年近い歴史を持つ神社です。当初は伊勢神宮に献上する神田(しんでん)の守護神として祀られたことから「神田明神」の名で呼ばれるようになりました。
延慶2年(1309年)には、平将門公の御神霊がこの地に奉祀されました。平安時代中期に朝廷に反旗を翻した英雄・平将門公は、その後も江戸の人々から篤く崇敬され、災厄除けの神として現在も第三殿にお祀りされています。慶長8年(1601年)、江戸城拡張にともない社地は駿河台へ移され、さらに元和2年(1616年)、二代将軍・徳川秀忠の命により現在の外神田の地に遷座しました。
御祭神は、縁結びの神・大己貴命(だいこく様)を一之宮に、商売繁盛の神・少彦名命(えびす様)を二之宮に、そして平将門命を三之宮としてお祀りしています。江戸城の鎮護として、また神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内など旧江戸の108町会の総氏神として「江戸総鎮守」の名で親しまれ、徳川将軍家からも歴代篤い庇護を受けてきました。
見どころ
近年の神田明神は、氏子地域に世界的なサブカルチャーの聖地・秋葉原を抱えることから、アニメやゲーム作品とのコラボレーションでも大きな注目を集めています。「ラブライブ!」や「ご注文はうさぎですか?」など人気作品とのコラボ御朱印帳・お守りが授与され、IT・情報安全や事業繁栄を祈願する「IT情報安全守護」のお守りも人気です。伝統と最先端カルチャーが違和感なく共存する境内の空気感は、他の神社にはない大きな魅力といえます。
社殿は総朱塗り・総檜造りの権現造で、昭和9年(1934年)に再建されたのち、平成に大規模な改修を経て今に至ります。境内には平将門公にゆかりの深い「将門塚」(大手町)と対をなす摂社・末社が点在するほか、資料館「文化交流館 EDOCCO」では神田祭の錦絵や神輿の展示を見ることができます。
参拝のポイント
境内は24時間参拝可能ですが、御朱印や授与品の受付は9:00〜17:00頃までとなるため、時間に余裕を持って訪れましょう。御茶ノ水駅・秋葉原駅のいずれからも徒歩5〜7分とアクセスは良好で、秋葉原観光とあわせて立ち寄る参拝者も多く見られます。隨神門をくぐって右手の授与所でアニメコラボの御朱印帳やお守りも購入できるので、事前に公式サイトで授与状況を確認しておくと安心です。
年中行事・お祭り
- 神田祭(5月中旬、本祭は奇数年):日枝神社の山王祭と隔年で執り行われる「江戸三大祭」「天下祭」の一つ。神幸祭では神輿や山車の行列が氏子108町会を練り歩き、神輿宮入では大小約200基もの神輿が境内に集結します。
- 節分祭(2月3日):福を招き厄を祓う神事で、多くの参拝者が福豆をいただきに訪れます。
- 例大祭(5月15日):神田祭の中心となる祭事で、神職による厳粛な神事が執り行われます。
- 明神マラソン大祭・除夜祭〜元日祭(12月31日〜1月1日):年越しから新年にかけて多くの初詣客で賑わいます。
周辺のグルメ・観光
よくある質問
- Q. 参拝時間は?
- A. 境内参拝は24時間可能です。社殿・授与所は9:00〜17:00頃となります。
- Q. 御朱印は?
- A. 9:00〜17:00、初穂料500円です。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 参拝者用駐車場があります(約10台、無料、随神門右脇の入口より)。満車時は周辺のコインパーキングをご利用ください。
- Q. アニメやゲームとのコラボ御朱印帳・お守りはありますか?
- A. 「ラブライブ!」や「ご注文はうさぎですか?」など人気作品とのコラボ御朱印帳・お守りが授与されており、IT情報安全守護のお守りも人気です。
- Q. アクセス方法は?
- A. JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩5分、JR線・東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」から徒歩7分です。



