由緒
香取神宮は、全国に約400社ある香取神社の総本社です。ご祭神の経津主大神は、日本神話の国譲り神話において、鹿島神宮の武甕槌大神とともに出雲へ遣わされた武の神様です。神武天皇18年(伝承)の創建と伝えられ、鹿島神宮・息栖神社とあわせて「東国三社」に数えられる、関東を代表する古社です。
古くから朝廷や武家からの崇敬が篤く、神階は平安時代に最高位の「正一位」に叙せられ、伊勢神宮・鹿島神宮とともに「神宮」の号を許された数少ない古社の一つとされています。江戸時代には徳川将軍家からも社殿の造営・修復が行われ、現在の本殿・楼門は5代将軍・綱吉の代に整えられたものです。
見どころ
朱塗りの楼門をくぐった先にある本殿は、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉の造営によるもので、国の重要文化財に指定されています。「要石(かなめいし)」は、鹿島神宮の要石と対をなすとされ、地震を鎮める伝説が残る不思議な石として知られています。
参拝のポイント
境内は緑豊かな杜に包まれ、四季を通じて静謐な雰囲気の中で参拝できます。武の神様として、スポーツ関係者からの信仰も篤い神社です。
年中行事・お祭り
- 例祭:毎年4月14日に行われる、年間約90回の祭典の中でも最も重要な祭典です。
- 神幸祭:例祭にあわせて行われる祭事で、約800年の歴史を持ち、平安装束や甲冑をまとった氏子たちが神輿とともに神宮周辺を練り歩きます。
- 式年神幸祭:12年に1度、午年にのみ行われる特別な神幸祭で、色彩豊かな御座船が利根川を進む勇壮な光景で知られています。
- 祈年祭(2月)・新嘗祭(11月):五穀豊穣を祈り、感謝する年間を通じての大祭です。
周辺のグルメ・観光
隣接する水郷佐原の街並みは「小江戸」とも呼ばれ、伝統的な町家が並ぶ観光地として、香取神宮とあわせて訪れる観光客が多く見られます。
よくある質問
- Q. 参拝時間は?
- A. 境内は終日参拝可能ですが、授与所は8:30〜17:00頃です。
- Q. 御朱印は?
- A. 8:30〜17:00頃、初穂料500円です。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 周辺に有料駐車場があります。
- Q. 鹿島神宮の要石との関係は?
- A. 香取神宮の要石は、鹿島神宮の要石と対をなすとされ、地震を鎮める伝説が残っています。
- Q. アクセス方法は?
- A. JR「佐原駅」からバス約15分「香取神宮」下車徒歩約1分です。



