由緒
霧島神宮は、日本神話の「天孫降臨」の主人公である瓊瓊杵尊をお祀りする神社です。天照大御神の命を受け、高天原から地上の高千穂峰に降り立ったとされる瓊瓊杵尊をお祀りすることから、新しいことを始める「事始めの神様」としても信仰されています。創建は6世紀頃と伝えられ、たびたびの霧島山の噴火により焼失・再建を繰り返した末、正徳5年(1715年)に薩摩藩主・島津吉貴の寄進により現在の社殿が建立されました。令和4年(2022年)には本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定されています。
創建当初は高千穂峰と火常峰(御鉢)の間、脊門丘(せとお)にあったと伝わりますが、たび重なる噴火による焼失を経て、天暦年間(10世紀)に性空上人によって現在に近い場所へ再興されたとされています。江戸時代には歴代の薩摩藩主が篤く崇敬し、社殿の造営や寄進を重ねたことから、現在も桃山様式の華麗な社殿が伝えられています。
見どころ
朱塗りの社殿は、南九州随一と称される美しさを誇り、桃山様式の華麗な彫刻や装飾が施されています。神話の舞台となった高千穂峰を望む雄大な自然に囲まれた立地も、霧島神宮ならではの魅力です。
参拝のポイント
境内は霧島連山の中腹に位置し、清々しい空気の中で参拝できます。縁結びのご利益でも知られ、瓊瓊杵尊と木花開耶姫命の恋物語にちなんだ祈願も人気です。
年中行事・お祭り
- 御田植祭:旧暦2月4日に行われる春の祭事で、神牛が田を耕す所作や「田の神舞」が奉納され、五穀豊穣を祈願します(鹿児島県無形民俗文化財)。
- 斎田御田植祭:毎年6月10日、神饌用の斎田で行われる田植え神事です。
- 天孫降臨記念御神火祭:毎年11月10日、一年間に納められた祈願札を焼納する火祭りです。
周辺のグルメ・観光
周辺には霧島温泉郷が広がり、参拝とあわせて温泉やハイキングを楽しむ観光客も多く訪れます。
よくある質問
- Q. 参拝時間は?
- A. 境内は終日参拝可能ですが、授与所は8:00〜17:00です。
- Q. 御朱印は?
- A. 8:00〜17:00、初穂料500円です。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 無料駐車場があります。
- Q. なぜ「事始めの神様」と呼ばれるのですか?
- A. ご祭神の瓊瓊杵尊が天孫降臨で新たな地に降り立ったことにちなみ、新しいことを始める際のご利益で信仰されています。
- Q. アクセス方法は?
- A. JR「霧島神宮駅」からバス約10分です。



