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東郷神社

東郷神社

とうごうじんじゃ・東京都渋谷区

写真: en:User:PHG / CC BY-SA 3.0

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由緒

東郷神社は、日露戦争(1904〜1905年)の日本海海戦で連合艦隊司令長官としてロシア・バルチック艦隊を打ち破った東郷平八郎(1848〜1934年)を祭神として祀る神社である。東郷は日本海海戦での歴史的勝利により「東洋のネルソン」とも称され、後年は昭和天皇の教育係も務めるなど、国内外で高く評価された海軍軍人であった。

昭和9年(1934年)5月30日に東郷が没すると、その功績を顕彰する神社を創建してほしいという要望と献金が全国の海軍関係者や国民から寄せられた。当時の海軍大臣であった大角岑生が財団法人東郷元帥記念会を設立し、集まった浄財をもとに神社の創建が計画された。社地には、鳥取藩主・池田家の子孫にあたる旧岡山藩池田家第15代当主・池田宣政侯爵が、私邸の敷地の一部、約1万2千坪を東郷元帥記念会に譲渡し、これが充てられた。こうして昭和15年(1940年)5月27日、当時の海軍記念日に鎮座祭が執り行われ、東郷神社が創建された。

創建からわずか5年後の昭和20年(1945年)、東京大空襲により社殿の多くが焼失したが、戦後の再建を経て昭和39年(1964年)に現在の社殿が竣工した。以来、勝利の神を祀る神社として、スポーツ関係者をはじめ多くの参拝者から篤い信仰を集め続けている。

見どころ

東郷神社の最大の特徴は、竹下通りという原宿有数の若者向けファッションストリートのすぐそばにありながら、鳥居をくぐると鬱蒼とした木々に囲まれた静かな別世界が広がることである。境内には長岡安平の作庭による大きな池「神池」があり、鯉が悠然と泳ぐ姿を眺めながら散策を楽しめる。結婚式場やレストランを備えた「東郷記念館」も隣接しており、参拝とあわせて利用する人も多い。

境内には東郷平八郎の海軍軍人としての功績を伝える記念碑や、日本海海戦にゆかりのある品々も見られ、海洋・海軍史に関心のある参拝者にとっても見応えがある。同じ敷地にありながら、原宿の喧騒とは対照的な静寂を保つこの対比こそが、東郷神社ならではの魅力といえる。

参拝のポイント

竹下通りの喧騒からわずか数分歩くだけで、緑豊かな境内の静けさに包まれる。「勝利の神様」として知られることから、受験やスポーツの大会、就職試験などここぞという勝負を控えた参拝者が必勝祈願に訪れることも多い。参拝後は神池のほとりを散策したり、東郷記念館の喫茶室で一息ついたりするのもおすすめである。

年中行事・お祭り

  • 例大祭(5月28日):東郷神社で最も重要な祭礼で、東郷平八郎の遺徳を偲び、神楽や奉納行事が執り行われる。
  • 鎮座記念日(5月27日):昭和15年の海軍記念日に行われた鎮座祭にちなむ記念日。
  • 節分祭(2月上旬):豆撒きなどを通じて厄除け・招福を祈願する年中行事。
  • 初詣:竹下通りに近い立地から、原宿・表参道エリアの初詣スポットとしても多くの参拝者で賑わう。

周辺のグルメ・観光

東郷神社は原宿・竹下通りと明治通りに隣接しており、若者文化の発信地としても知られるエリアの真ん中に位置する。

  • 東郷記念館:境内に隣接する結婚式場・レストラン施設で、喫茶室では正月からコーヒーやスイーツを楽しめる。
  • 竹下通りには食べ歩きグルメやスイーツ店、古着店などが軒を連ね、原宿らしい賑やかな雰囲気を味わえる。
  • 表参道方面には落ち着いたレストランやカフェも多く、参拝後の散策コースとしても人気が高い。

よくある質問

Q. 東郷神社はどんな神社ですか?
A. 日露戦争の日本海海戦でロシア・バルチック艦隊を破った連合艦隊司令長官・東郷平八郎命を祀る神社で、昭和15年(1940年)に創建されました。「勝利の神様」として、スポーツや受験、勝負事の必勝祈願に訪れる参拝者が多いことで知られています。
Q. 参拝時間は?
A. 4〜10月は6:00〜17:00、11〜3月は6:30〜17:00です(元日は0:00開門、正月三が日は18:00閉門)。
Q. 御朱印はいただけますか?
A. 9:00〜17:00頃、初穂料500円でいただけます。
Q. 駐車場はありますか?
A. 有料駐車場があります(30分500円、平日は上限3,000円)。
Q. アクセス方法は?
A. JR原宿駅竹下口から徒歩約3分、東京メトロ「明治神宮前〈原宿〉」駅5番出口から徒歩約3分です。

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